転職エージェントとの面談に備えよう!押さえておきたい準備ポイント

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転職エージェントに登録したら、次はキャリアアドバイザーとの面談が待っています。企業との「面接」ではないので気楽に臨んで構いませんが、ある程度準備をしておくことで、希望に合った求人を紹介してもらいやすくなります。ここでは簡単にポイントに触れておきましょう。

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キャリアアドバイザーは伴走者

マスコミからの転職を支援する「プレスゲート」
マスコミ関係者向け転職支援・相談・コンサルティングを展開する「プレスゲート」です。新聞、出版、放送関係者で異業種・異職種への転職をお考えの方は、ぜひお気軽にご連絡ください。

転職エージェントに登録すると数日後(大体1〜2日後、1週間以上かかることは少ないです)に、担当のキャリアアドバイザーから電話などでコンタクトがあります。

「転職の第一歩はエージェントへの登録から!」

基本的にはこのアドバイザーが転職活動の伴走者としてサポートしてくれます。

簡単な挨拶を交わした後、カウンセリング、すなわちこちらの意向を伝え、希望の求人を紹介してもらうための面談の日程を調整することになります。

面談後でも電話やメールでこちらの意向は伝えられるのですが、ある程度時間を取って込み入ったことを伝えられるよい機会ですし、じっくり話すことで自分自身の潜在的な思いを具体化できれば、より希望に合った企業を紹介してもらえる可能性も高くなりますので、事前に簡単な準備はしておきましょう。

完全な味方ではない?エージェントの仕組みとは

なお、最初にこのことを認識しておいた方がよいと思いますが、転職エージェントの仕組み上、求職者側の私たちはエージェントの「お客様」ではありません。

登録や求人紹介に一切お金がかからず、面談や指導も受けられるなんて素晴らしいと思うかもしれませんが、それらの費用は求人企業側が負担する形となっています。

つまり採用者の年収の何割かを報酬として、企業側がエージェントに支払う仕組みとなっているのです。

要するに私たちは調達されて出荷される側、という言い方が悪ければ、いわゆるサプライヤー側に立っているといえるわけです。

何が言いたいのかというと、転職エージェントとしての「お客様」は求人企業側であり、私たちはそのお客様が求めている人材かどうかで選別され、紹介されるということ。

もちろん慈善事業ではないので、責められる仕組みではまったくありません。

またエージェント側も転職者がすぐに辞めてしまうと信用問題に関わるため(場合によっては報酬を返金することもあるようです)、何がなんでも求職者を企業に押し込んでしまおうと考えているわけではありません。

一方で、完全に私たちの味方というわけでもないのです!

こちら側もそのことを十分に認識した上で、時にはしたたかに活用していくようにしましょう。

ラフでもいいから書類を書いてみよう

少し話がそれました。さて面談前に準備しておくものですが、エージェントから要望があれば履歴書(キャリアシート)や写真、職務経歴書は用意しましょう。

このうち履歴書は転職エージェント側でフォーマットを用意していることが多いと思いますので、これをダウンロードしてパソコンで必要事項を記入します。

履歴書は手書きが基本と教わった世代からすると隔世の感がありますが、キーボード入力でまったく問題ありません。

職務経歴書は前回述べたようにエージェント側で添削してくれます。この段階では用意しなくても大丈夫ですが、ラフなものでも書いて持っていくと、その場で添削し、アドバイスしてくれますので、用意することをオススメします(書類の書き方は以下の記事などでご説明しています)。

「書類は自分自身のカタログです。一般企業に何をアピールするべきか?」

面談前に伝えるべきポイントを整理

でも一番重要なのは、大まかで構わないので自分の考えをまとめておくことです。

おそらく今の段階では「将来性がないから転職したい」「もう激務で疲れたから別の業界に行きたい」とぼやっと思っている程度かと推測します。

レベル感としてはそれぐらいで大丈夫なので、転職理由、今後のキャリアの方向性、希望する業種・職種とその理由ぐらいはまとめておきましょう(おそらく登録段階でこのあたりは聞かれていると思いますが)。

あまり固めすぎてもマッチする求人がないということになりかねませんので、担当のアドバイザーに潜在的な思いを掘り起こしてもらうぐらいの気持ちで構いません。

「転職したいから求人を紹介してほしい」だけだと、先方もどのような企業が最適かが分かりませんからね。

実例:こんな感じで大丈夫!私の場合

私の実例でいえば、

「先行き不安で家族の将来を考えて転職したいと思っている」

「新聞記者は潰しがきかないのは知っているが、紙媒体には将来性がないので、これまでのキャリアを生かせる範囲で異業種に行きたい(メディア企業への転職は除外)」

「できれば代理店ではなく一般の事業会社の方が志向と合っている気がする」

「自分の性格からするとベンチャー企業はあまり行きたくないかな」

「年収のキープは難しいですよね…?」

という感じだったと記憶しています。

紙媒体に将来性がないから転職するといっても、とにかく安定していればよいのか、ワークライフバランスも重視なのかで進むべき方向は違いますし、年収額をどこまで許容できるかも、人によってさまざまだと思います。

エージェント側も転職先に定着してくれる人材を紹介したいと考えているはずですので、当日の時間を有意義なものとするためにも、ある程度自分の考えはまとめておきましょう。

その上で面談に臨むことで、当日は自分の考えがよりクリアになるはずです。

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