転職する際は、①結婚、②子供、③住宅ローンの順に、その有無によって心理的な障壁が高くなっていきます。
私は初めての転職時、②子供はいて、③住宅ローンは組んでいなかったのですが、それでも色々とリスクのことを考えたものです。
日本ではある一定の年齢になると、みんな住宅ローンを組んで戸建てなりマンションなりを買うのが一般的ですが、これが日本人のチャレンジ精神を奪っている気がしないでもありません(一生分の借金ですからね…)。
ふと思うのですが、借金してまで株式に投資するのはギャンブルのように言われて禁じ手とされているのに、一生かけて返済しなければならない巨額の借金をして不動産投資(住宅購入)するのが許されるのはなぜなのでしょうか?
しかも分散もしない一点投資ですし、投資物件には自分自身が住むので、その資産から利益を得ることもできません。
得をするのは不動産業者と金融機関だけのような気がしますが、それにしても社会は不思議なことが溢れていますね。
さて転職における住宅ローン問題ですが、ローンを抱えていても転職している人は多いので、心配することはありません。
ただ通勤範囲を含めて選択肢が狭まることは事実ですので、まだなのであれば住宅ローンは組まない方がベターでしょう。
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