最終面接では有休を。現職を切り捨てても万全に!

最終面接
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いよいよ最終面接までやってきました。ここを突破すれば転職が果たせるため、極めて重要な局面となります。これまでは現職の仕事の合間を縫って転職活動を進めてきたと思いますが、この段階では何としても理由を捻り出して有給休暇を取得し、準備もしっかり整えて万全の状態で臨みましょう!

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それなりに高い内定の可能性

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選考を進めるべき企業か否かを吟味し、いよいよ最終面接を受けるフェーズまでやってきました。

実はワタクシ、最終面接まで進んだ企業で落ちたことがありません。

それは別に私が優秀だからというわけではなく、お互いのマッチングを重視して選考を進めていたからです。

もちろん企業によるとは思いますが、検討を重ねた上で最終面接に進むと決断した場合、それなりに内定が出る可能性は高いと言えます。

でも落ちたら一からやり直し…

とはいえ油断してもいけません。

内定まであと一息なのは事実ですが、ここで落ちたらまた一からやり直しです。

転職活動(あるいは就職活動でも同じですが)のツライところですが、落ちたらまた行きたい会社を選んで、書類を応募し、適性検査や一次面接を受けなければなりません。

そしてその間は当然、現在の(辞めたくて仕方ない?)勤務先で仕事を続けなければならないのです。

「転職の心構え② 次が決まるまで現職を辞めない」

大して入社したくもない会社ならともかく、吟味を重ねて選考を進めることを決断した応募先なわけですから、準備を徹底して万全な状態で臨みましょう!

一次の面接官によるお墨付き

一次面接と最終面接の違いは、面接官が決裁権を持つ所属長・役員クラスであること。

現場や人事部門が上げてきた人材を確認し、その判断が正しいか、自社に招き入れてもよいかを最終チェックするのです。

余談になりますが、一般企業において、決裁権者に案件を上げるのは担当者も緊張する場面。

新聞記者だとなかなか感覚的に分かりにくいかもしれませんが、変な案件を上げてしまうと担当者の責任問題になるからです。

その意味では一次面接を通してくれた面接官たちは自分にお墨付きを与えてくれたわけなので、その期待に応えるようにしたいですね。

伝える内容・印象に齟齬がないように

とはいえ最終面接がいわゆる顔見せのセレモニーなのか、しっかり選考する場なのかは企業によっても異なります。

そこで事前に準備をしておくべきなのですが、対策としては一次面接と変わりません。

というか対策を変えてはいけないのです。

「転職の面接で聞かれることはこの3つ。志望動機、自己PR、○○○○」

「デスクの文句はやめて!「転職理由」は前職の悪口を言うことではありません—面接の回答例」

一次面接の面接官はその際に話した内容や印象を根拠として通過させており、最終面接ではその判断を上司である役員に仰いでいる状態です。

そこで話す内容に齟齬があると、一次面接を通過させた根拠が崩れてしまいます。

一次で話した内容や印象が評価されているのですから、それを再度確認するとともに、一次面接で話したこともしっかり反芻しておく必要があります。

この時に一次面接直後に使用したメモが効いてきます。

「在宅勤務は入社後に。面接ではオフィスを訪問した方が良い理由」

希望年収と質問は必ず準備!

その上で最終面接では以下の2つは必ず準備しておきましょう。

「希望年収」と「質問」です。

一次面接では聞かれないことがあっても、最終面接では希望年収は必ず聞かれます。

その際に根拠をしっかりと示した上で具体的な額を提示できるように準備しておきましょう。

「記者の転職、年収は…面接で希望年収を聞かれたらどう答えるべきか?」

また質問は別に熱意を示して心証を良くするためではありません。

ここをクリアすれば内定となりますが、それを受諾することは労働契約が成立したということになります。

契約が成立する前に疑問点を解消しておくことはビジネスの基本です。

細かい条件などの事務的な内容については内定が出た後の確認で構いませんが、今回の採用目的や入社後に期待される成果といった、組織運営上の狙いは必ず確認するようにしましょう。

「記者の転職を戦略的に考える② 面接の逆質問で転職先のニーズを見極めよう!」

現職との関係は割り切って有休を

そして忘れてはならないのが日程調整です。

最終面接は面接官が役員クラスで多忙なため、一次面接のような柔軟対応が難しく、先方のスケジュールに合わせることが求められがち。

これまで上手く現職の仕事と調整して転職活動を進めてきたかと思いますが、この局面では躊躇なく有給休暇を取得しましょう。

こちらのスケジュールを考慮してくれる場合でも、その日は有休を取得して万全な体制で臨むことをオススメします。

その方が落ち着いて面接に集中できるでしょうし、それぐらい重要なフェーズだからです。

理由なんて体調不良でも何でも適当に付ければよいでしょう(本当は有休取得に理由はいらないのですが、記者はそうも言ってられないですよね…)。

言い方は悪いですが、どうせ遅かれ早かれ辞める会社なので、これぐらいの割り切りは必要です。

逆に有休を取ってまで最終面接を受けたくない会社の選考は進めるべきではありません。

「最終面接はもう目前!一次面接の通過率はどれほどか?」

さあ、いよいよゴールが見えてきました。皆さんの健闘を祈ります!

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