このサイトでは新聞記者を辞めたい、(マスコミ以外の業界に)転職したいという希望をお持ちの方に、私の実体験を交えてアドバイスしていきます。
ハードルは決して高くない
便宜上「新聞」という言葉を使っていますが、そのノウハウは出版や放送といった他のオールドメディアでも活用できるかもしれません。
いずれにせよ、古くて右肩下がりの業界から抜け出したい、でも潰しの効くようなスキルもないといった不安をお持ちの方に役立つ情報となることは間違いありません。
結論から申し上げますと、必ず新聞業界からは抜け出せますし、異業種・異職種の仕事に就くことも可能です。
もちろん年齢(日系大企業に転職する場合はやっぱり重要)、これまでの経験、身に付けてきたスキルなどで個人差は出てきます。
⇨「記者の転職先を考える② 転職年齢と企業規模は逆相関!?」
が、多くの方が不安に思うほど転職のハードルは高くありませんし、ましてや人生お先真っ暗なんて考える必要はまったくありません。
私の実体験や経験則を参考に、皆さんもぜひ実りあるキャリアを築いていってもらえたらと思います。
私のキャリア〜記者を振り出しに
簡単に私のキャリアをご紹介しておきます。
2000年代に関東の大学を卒業し、1年以上のブランク(本筋ではないので詳細は省きますが、いわゆるニート・フリーターと言って差し支えありません。あまり働きたくなかったのです)を経て、某新聞社に入社しました。
記者を志望するぐらいですから文章を書くことは嫌いではありませんでしたが、積極的な動機はそれほど強くなく、既卒でも入社試験を受けられるのがマスコミぐらいしかなかったというのがホントのところです。
最近は一般企業でも既卒者を受け入れてくれるところが増えてきているようですが、当時は多くの会社で試験さえ受けさせてもらえなかったのです。
⇨「【コーヒーブレイク】ロスジェネ世代、既卒でマスコミ就活してた頃」
紙媒体への高まる不安
そんな紆余曲折を経て、既卒者としてかなり就職活動にも苦労して、なんとか新聞記者になりました。
割と適性があったのか、仕事には結構楽しく取り組めていたのですが、リーマン・ショックや東日本大震災といったクライシスのたびに販売部数や広告出稿が打撃を受け、特に子供が産まれてからは、紙媒体の将来に対する不安は大きくなる一方でした。
多くの人もきっと同じだと思いますが、家庭をもち、30歳を前にすると否が応にも今後のことを考えるようになります。
そして1兆円企業に転職
この先の詳細は今後書いていくことになりますが、私はその後、複数の東証一部(現プライム)上場企業に勤務することになり、現在は売上高1兆円以上のいわゆる優良企業で働いています。
⇨「転職後に待つこんな日々!ホワイト企業の1日を紹介します」
いずれもブラック企業などではありません。記者から転職後にもう一度転職しましたが、それはキャリアアップの意味合いが強いものです。
一般大企業でのキャリアは記者職に比べると潰しが効きやすく、その先の選択肢が増えるという意味でもメリットは大きいといえます(転職先の業界・企業がまた傾く可能性だってありますからね)。
転職活動は大変なこともありますし、転職したからといって自動的にバラ色の未来が開けるわけではありません。
ただ、このままでは不安、毎日がつらいと思っているのなら、このサイトを参考にまずは行動してみましょう。可能性は必ずあります!
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