在宅勤務は入社後に。面接ではオフィスを訪問した方が良い理由

一次面接
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長々と解説してきた一次面接のシリーズも今回が最終回となりました。最後は補足的に面接当日のチェックポイント、そしてオンラインではなくオフィスを訪問した方が良い理由について説明します!

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五感を使い「未来の職場」をチェック

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これまで一次面接のアポ取りから位置付け、流れ、回答例まで解説してきました。

「面接のスケジュール調整は腹の探り合い?」

「一次面接で勝負は決まる!将来の上司に「こいつと一緒に働きたい」と思わせよう」

「新卒とは異なる転職の面接の流れ。取材の場慣れは武器になる」

「転職の面接で聞かれることはこの3つ。志望動機、自己PR、○○○○」

「デスクの文句はやめて!「転職理由」は前職の悪口を言うことではありません—面接の回答例」

「記者の転職、年収は…面接で希望年収を聞かれたらどう答えるべきか?」

あとは当日、本番に臨むだけですので、しっかりと準備を整えていただければと思いますが、簡単にオフィス訪問時の振る舞いやポイントを補足しておきます。

なおコロナ禍でオンライン面接も増えているとは思いますが、入社するまでに少なくとも1回、可能であれば面接時は全て、オフィスを訪問することをオススメします

私は以下の記事にも書いたように、基本的にはテレワーク推進派ですが、やはりどんな所で、どんな人たちと働くのかは、現場足を運び五感を使って判断した方がよいと考えるからです。

「【コーヒーブレイク】テレワーク一つ推進できない国にイノベーションは無理でしょう」

したがって感染者が爆発的に増えている時期でなければ、細心の注意を払って「未来の職場」を見にいきましょう。

それだけ気を付けてもミスマッチは起こる可能性があるものですから。

※ただオンライン面接を実施していない会社は保守的過ぎると思うので、選択肢があるような応募先だとベストですね。また今後、さらにテレワークが浸透していった場合には、オフィスを観察する意味がなくなるかもしれませんので、「2022年現在」とお考えください。

「時間の余裕は、心の余裕」

さて基本的なことではありますが、オフィスを訪問する場合、予定の時間より少し早めに行くことを推奨します。

会社によっては分かりにくい場所にあったり、都心の高層ビルの場合は入館手続きに時間を要したりして、思わぬ時間を食ってしまうことがあるからです。

ただでさえ緊張しがちな久しぶりの面接になるのですから、時間に余裕を持って、落ち着いた精神状態で臨みましょう。

何だかんだ言って、これが面接において最も重要なアドバイスだったりします。

そして早めに到着したら、社屋の雰囲気や出入りする人たちの印象をチェックしましょう。

案外、社屋には会社(というか創業者やオーナー)の思想や考え方が表れたりしているものです(創業者の銅像とか立っていると個人崇拝が凄いのかなみたいな)。

テナントビルだと少し分かりにくいのですが、他にどんな法人が入っているのかで、ある程度、会社の格が把握できたりしますし、業績に比べて分不相応なビルだったりする場合は、何か無理しているのかもしれません。

周囲をざっと確認したら、予定時刻に合わせて受付に向かいます(早過ぎず、遅過ぎず、時間ピッタリを心がけましょう)。

社員の顔は死んでいないか?

さて受付を済ませると別室に通されると思います。

新卒採用はそこからまた別の部屋に移動して面接という流れが多かったように記憶していますが、中途採用ではその部屋で面接になることが多いです(取材時と変わらないでしょ?)。

受付や待っているときまで緊張する必要はありませんが、こういうときの様子が人事部に共有されることも本当にあるようなので、気は抜かないようにしましょう(会社によるのかもしれませんが、私は人事部の関係者からそう聞きました)。

そして私たちもしたたかにオフィスの中に目を光らせます。

受付の対応、社内はきちんと整理されているか、テレワークはどれぐらい進んでいそうか、社員の顔は死んでいないか…。

面接が夜になる場合は、残っている社員数や点いている蛍光灯の数で残業の程度を窺い知ることができますね。

面接官との意思疎通だけであればオンラインでも問題ないとは思うのですが、こういう細かいところに本質が垣間見えると私は考えますので(面接はお見合いですから、お互いによそ行きの顔をしてますもんね)、オフィスはぜひ訪問してほしいと思います。

ノックや挨拶の仕方といった面接マナーの説明は、もう大学生ではありませんので省略しますが、社会人として常識的な対応をしていたら、まず問題ありません。

面接の内容は記録して次回に生かす

帰り際に、もし可能であれば、受付に置いてある会社案内などのPR誌を一言断ってから持ち帰りましょう。

実際にはホームページの公開情報と変わらないかもしれませんが、中には社風が色濃く表れているオリジナル冊子があったりして、会社選びの判断材料になることがあります。

面接が終わると転職エージェントに電話やメールで、面接の印象や、それを踏まえての志望度を報告することになるかと思います。

面接直後に感じた印象や手応えは極めて重要なので、転職エージェントに伝えるだけでなく、自分用にもメモを残しておくとよいでしょう。

また面接時にどんな質問があり、どう答えたかを合わせて記録しておくと、以降の面接や他社に応募する際に役立つこと、間違いありません(すぐに忘れてしまうので、当日中に書き残しておきましょう)。

まずは一次面接、お疲れ様でした!

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